元内閣府事務次官/経済社会システム総合研究所 理事長 松山健士
<3つのポイント>
① 経済社会の長期停滞の背景には、構造変化、パラダイム・シフトに対する「システム不適合」の問題。個別の政策対応だけでなく「資本主義の見直し」の視点が必要。
② 「社会課題」への関心が高まり、企業の取組みは市場でも評価されつつある。この動きは重要。また、多様な主体に「共有」される「無形資産」の重要性が高まっている。その構築、活用のためには「相互信頼関係」の回復が不可欠。
③Well-Being 向上のため、個人、家庭、企業、政府は社会課題を重視し、無形資産の構築、信頼関係の回復に取組む必要。政府はWell-Being全体をカバーする目標の明示と、広く社会が必要とする無形資産=「ベーシック・キャピタル」の構築を。
【参考動画】
「第65回 快適資本主義の構築に向けて」
◯出演者:元内閣府事務次官
:経済社会システム総合研究所
:理事長 松山健士
◯司会者:東京大学名誉教授 伊藤元重
<概要:主な論点>
00:00 オープニング
01:08 ①Well-Being Capitalism(快適資本主義)
24:36 ②ベーシック・キャピタルについて
30:36 ③具体的な政策/指標化について
34:27 ④Well-Being/社会保障/資源配分など
37:45 ⑤Well-Beingの課題
43:25 ➅3つの重要ポイント
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